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: 悪魔少女ほむら☆マギカ 主な設定。

 投稿者:  投稿日:2014年 3月15日(土)01時45分50秒 softbank126044138151.bbtec.net
返信・引用
  > No.4[元記事へ]

> この作品は『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のネタバレを含んでおります。
>
> 舞台設定-
> 叛逆の物語終盤にて訪れた、円環の理を破った世界でのお話。
> 特に争いもなく、皆平和に、そしてコメディアンらしく生きている。
>
> 登場人物-
> 暁美ほむら-
> 主人公にして悪魔。そしてヘタレ。
> まどかを愛するあまりこんな世界を創造してしまう。
> 中々まどかに対して素直になれず、日々苦悩している。
> 美樹さやか、寿雅とは『記憶同盟』なるものを結んでいる。
>
> 鹿目まどか-
> ヒロイン。ほむらからは時々消極的なアプローチを受けており、その度に困惑している。
> 雅に対し行為を抱くも、ほむらの事を考えると中々一歩踏み出せない。
> 美樹さやか、志筑仁美とは友人。
>
> 美樹さやか-
> 苦労人。ほむらとまどかの両方の味方である。
> 全編の記憶があり、ほむらと口喧嘩する際は必ず過去の話を持ち出す。
> 仁美の恭介を取られてからは、レズとなってしまう。
>
> 巴マミ-
> 厨二病。登場しても独り言だったり、お誘いがかからなかったりする可愛そうな人。
> 残念ながらベベは既になぎさとなっているため、絡みも薄い。
> 学校の休み時間にはいつも寝ており、「私はチーズ..」というなぞの寝言を。
>
> 佐倉杏子-
> 常識人。沢山人より食べるせいか、よくダイエットをしていたりする。
> 雅の家に時々来訪しては、夫婦っぽい感じに。(本人は否定している。)
> T.M.Revolutionの大ファン。
>
> 寿雅-
> オリジナルキャラ。ほむらの恋人。
> ほむら曰く、「まどかの次に好き」と言われており、複雑な心境。
> よくさやかの事をラズベリーと呼んでいたりする。
>
> 百江なぎさ-
> 幼女。その正体は元お菓子の魔女。
> 常に目が据わっており、腹黒い性格。
> マミさんとの絡みは何故か少ない。
>
> キュゥべぇ-
> 可哀想な子。よくほむらに虐められているが、過去の行いのせいで、誰からも助けて貰えない。
> 感情豊かになっており、多少好感は持てる。
> というか、同情してしまうほど。
>
> 志筑仁美-
> スッゾオラー!しか言わない。
>
> 上條恭介-
> ダッテメゴラー!しか言わない。
>
> 鹿目久知-
> アッハイ。しか言わない。
>
> 鹿目洵子-
> ナンオラー!しか言わない。
>
> 鹿目タツヤ-
> まろか。しか言わない。
>
> 美国織莉子-
> 外伝キャラ。天使と呼ばれるほど優しい。
>
> 呉キリカ-
> クレイジーサイコレズ。その病みっぷりにはほむらもドン引きするほど。
>
> 偽街の子供達-
> ガキつかでいう、お仕置きする人。
> ほむらが何かする度、トマトを投げる。
>
> 早乙女先生-
> 救いようのない変人。
>
> 用語-
> 円環の理-
> 簡単に言ってしまえば、まどかのこと。
>
> カボチャ-
> ほむらの俗称。
>
> ラブベリー-
> さやかの俗称。
>
> ティロフィナーレ-
> マミさんへ敬意を表す皮肉の言葉。
>
> 丸いケーキ-
> 敵のこと。
>
> からあげ-
> ほむらの好物。
>
> 西川-
> T.M.Revolutionのこと。
>
> レズ-
> 百合ではない。
>
> 魔法少女-
> ソウルジェム-
> まとめて説明なし。
>
> 魔獣-
> この世界での敵。
>
> 魔女-
> グリーフシード-
> この世界では存在しない。
>
> 悪魔-
> ヘタレのこと。
>
> マミる-
> マミさんが死ぬこと。
>
>
 
 

悪魔少女ほむら☆マギカ 主な設定。

 投稿者:..  投稿日:2014年 2月 1日(土)18時56分2秒 softbank126044138151.bbtec.net
返信・引用
  この作品は『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』のネタバレを含んでおります。

舞台設定-
叛逆の物語終盤にて訪れた、円環の理を破った世界でのお話。
特に争いもなく、皆平和に、そしてコメディアンらしく生きている。

登場人物-
暁美ほむら-
主人公にして悪魔。そしてヘタレ。
まどかを愛するあまりこんな世界を創造してしまう。
中々まどかに対して素直になれず、日々苦悩している。
美樹さやか、寿雅とは『記憶同盟』なるものを結んでいる。

鹿目まどか-
ヒロイン。ほむらからは時々消極的なアプローチを受けており、その度に困惑している。
実際はアメリカに恋人がいるのだが、ほむらの事を考えると口にする事ができない。
美樹さやか、志筑仁美とは友人。

美樹さやか-
苦労人。ほむらとまどかの両方の味方である。
全編の記憶があり、ほむらと口喧嘩する際は必ず過去の話を持ち出す。
仁美の恭介を取られてからは、レズとなってしまう。

巴マミ-
厨二病。登場しても独り言だったり、お誘いがかからなかったりする可愛そうな人。
残念ながらベベは既になぎさとなっているため、絡みも薄い。
学校の休み時間にはいつも寝ており、「私はチーズ..」というなぞの寝言を。

佐倉杏子-
常識人。沢山人より食べるせいか、よくダイエットをしていたりする。
雅の家に時々来訪しては、夫婦っぽい感じに。(本人は否定している。)
T.M.Revolutionの大ファン。

寿雅-
オリジナルキャラ。ほむらの恋人。
ほむら曰く、「まどかの次に好き」と言われており、複雑な心境。
よくさやかの事をラズベリーと呼んでいたりする。

百江なぎさ-
幼女。その正体は元お菓子の魔女。
常に目が据わっており、腹黒い性格。
マミさんとの絡みは何故か少ない。

キュゥべぇ-
可哀想な子。よくほむらに虐められているが、過去の行いのせいで、誰からも助けて貰えない。
感情豊かになっており、多少好感は持てる。
というか、同情してしまうほど。

志筑仁美-
スッゾオラー!しか言わない。

上條恭介-
ダッテメゴラー!しか言わない。

鹿目久知-
アッハイ。しか言わない。

鹿目洵子-
ナンオラー!しか言わない。

鹿目タツヤ-
まろか。しか言わない。

美国織莉子-
外伝キャラ。天使と呼ばれるほど優しい。

呉キリカ-
クレイジーサイコレズ。その病みっぷりにはほむらもドン引きするほど。

偽街の子供達-
ガキつかでいう、お仕置きする人。
ほむらが何かする度、トマトを投げる。

早乙女先生-
救いようのない変人。

用語-
円環の理-
簡単に言ってしまえば、まどかのこと。

カボチャ-
ほむらの俗称。

ラブベリー-
さやかの俗称。

ティロフィナーレ-
マミさんへ敬意を表す皮肉の言葉。

丸いケーキ-
敵のこと。

からあげ-
ほむらの好物。

西川-
T.M.Revolutionのこと。

レズ-
百合ではない。

魔法少女-
ソウルジェム-
まとめて説明なし。

魔獣-
この世界での敵。

魔女-
グリーフシード-
この世界では存在しない。

悪魔-
ヘタレのこと。

マミる-
マミさんが死ぬこと。

 

寿雅

 投稿者:..  投稿日:2014年 1月30日(木)01時38分26秒 softbank126044138151.bbtec.net
返信・引用
  名前-
寿雅
ことぶき みやび

性別-
男性

年齢-
14

イメージカラー-
金と赤

身長-
年頃の男子にしては少々低い方

人物像-
普段は大人しく、温厚な性格。
誰にでも優しいという訳ではなく、親しい者限定。
それ以外は適当にあしらう。
逆に言えば友人などには熱く、決して見捨てたりしない。
頭の弱い人が嫌いで、見ては呆れている。
口癖は、「訳が分からない。」など。

人間関係-
鹿目まどか-直接の対面はほんの少しだが、その心の優しさに惹かれ、微かに興味を抱く。
しかし、優秀不断な彼女を目にしてしまい、徐々に興味が薄れていく。

美樹さやか-彼にとっての一番の悩みの種。勝手な行動が起きる度にほむらや杏子のフォローに回るため、結構苦労している。学校での仲もあまり良くはない。

巴マミ-一度だけ会った事はあるが、お互いに存在を認識していない。杏子から名前とその活躍ぶりだけは聞いていたが、姿を覚えていなかったため、知らない人扱い。

佐倉杏子-幼馴染。杏子が魔法少女になり、家族が心中してからは疎遠となる。しかし数年後、見滝原にて再開。お互いに協力(杏子からみたら利用)する事となる。妹みたいな存在、とのこと。

暁美ほむら-初対面で彼女に一目惚れする。後に恋人同士になるも、お互い深い所まではいかなかった。しかし、中盤からはほむらの強引な愛情表現が増えた。彼女が時間遡行者である事を知るも、何の為に時間を繰り返しているのかは分からなかった。

キュゥべぇ-表面上は仲間、という形で取り繕っているが、本当は心底嫌っている。後々殺戮する場面があるも、結局は固体を減らすだけで、解決には至らなかった。

エピソード-
かつては何不自由ない普通の少年だったが、ある日インキュベーターによって拉致される。
その時、「魔法少女たちを監視する」という使命と魔女と戦う力を授かる。
しかし残念ながら、使命だけぽっかりと忘れてしまい、受け取った力で魔女たちと戦う。
美樹さやかを救いにいこうとした杏子を止めようとするも、錯乱した杏子によって死亡する。

女性関係-
暁美ほむら、佐倉杏子の二人によく板ばさみにされる事が多く、当の本人も困っている。
一度きっぱりと杏子にお断り、と告げたが、何故か逆上され、関係を持ってしまう。

戦闘に関して-
武器は日本刀。
因みにインキュベーター製。
「みやび丸」と呼称している。
基本的にチャンバラっぽく、無駄の多い戦い。
普段は刀を新聞紙などに包み、剣道の竹刀という事で常に持ち歩いている。
ただこれだけの為に剣道部へと所属するはめに。


「訳が分からない。」

「命を掛ける。だから死ねないんだ...。」

「君には鹿目さんがいる。僕じゃ役不足だったんだ...。」
 

まどか☆マギカ 第8.5話

 投稿者:..  投稿日:2014年 1月29日(水)21時38分29秒 softbank126044138151.bbtec.net
返信・引用
  「最後の戦いだ」


――あたしって――ほんと――バカ。

一瞬、あたしには何が起こったのか分からなかった。
気付いたらさやかは気を失っていて、目の前には魔女がいたんだ。
その時に抱えたさやかの体温と言ったら、とても冷たかった。
まるで死体みたいにさ。
「かつて美樹さやかだったものよ。あなたも、見届けたんでしょう?」
暁美ほむら、あたしはこいつが嫌いだ。
いつもいつも、人を見透かしたような口ぶりで、とても冷酷な奴で。
あたしは認めたくなかった。
誰よりも人を助けたいと信じていたさやかが、絶望して魔女になってしまうだなんて。
そんなの、あんたらしくないじゃんか。

「お帰り、杏子。」
あたしはいつものように、あるマンションへと帰宅する。
いや、あたし達、と言うべきか。
「お、おい...、それって美樹さやか、か..?」
寿雅。
あたしの同居人で、兄貴分だ。
どういう訳かこいつは、ソウルジェムもないのに、魔女の結界に入って、魔女と戦えるんだとさ。
そんなんじゃ、あたしら魔法少女は必要ないじゃん。
でも、その事に関しては一切話してくれない。
だから、あたしも聞かない事にした。
「こいつのこと、ここに置いてもいいか?」
あたしは抱えたさやかをベッドに降ろす。
雅は小さく頷き、部屋から出ていった。
今はそうしてくれ。
「なぁ、さやか..。前にも話したよな。あたしが家族の幸せを壊しちまったってこと..。」
返事のないさやかに、あたしは独り言のようにぽつり、と呟く。
もしかしたら唐突に起きて、あたしを笑ったりするんじゃないか、と思ってしまう。
でも、現実はそんなに甘くはない。
さやかは救えないのかもしれない。
「くそ...っ!」
あたしはソウルジェムを使い、さやかの体の鮮度を保つ。
すぐ傍らにいた動物-キュゥべぇ-は、その様子をじっと眺める。
正直、不愉快だ。
そんなに見つめて何が面白い。
やめろ、見るな、見るな、見るな。
お前みたいな奴が、あたしを見るんじゃない。
気付けばあたしは、こいつと話なんてしてたんだ。
本当は嫌だった。
だけど、もしかしたら..、本当にもしかしたら、さやかを救えるかもしれない。
そう、ヒントを得たんだ。

「私、鹿目まどか。よろしくね、杏子ちゃん。」
本当に調子が狂う。
鹿目まどか。
さやかの親友で、魔法少女の候補(らしい?実際はあたしにも良く分からない。)だ。
どうにも、こんなあたしに協力してくれるらしい。
例え魔法少女じゃなくっても、心強い味方を得た。
力で捻じ伏せるんじゃない。
思いを伝えるんだ。
さやか、待ってろよ。

こつり、こつり。
足音が一つ、二つ、三つ。
あたしとまどか、二人の足音が鳴る。
だけど、何か違和感を感じてしまう。
ここには誰か、あたし達以外に誰かいるんじゃないかと思えるくらいに。
だとしたら、そいつは暁美ほむらかもしれない。
もしかしたら、さやかは既にあいつに殺されているかもしれない。
あたしはぎょっとした。
今までゆっくり歩いていた足を、走らせた。
まどかも走って付いて来る。
頼むよ神様、最悪な事態だけは起こさないでやってくれ。

「―――なっ...!?」
意外だった。
そこには、日本刀を持ち、真っ赤なマフラーを巻いた少年-寿雅-が立っていた。
息を切らし、額には汗を滲ませて、どうにも疲れている様子だった。
「杏子..、今から、美樹さやかのところへ行くんだな?」
知らない、こんな怖い声は知らない。
あたしは一歩だけ退くも、すぐに槍を構えた。
「当たり前じゃん。あたしらはさやかを助けるんだよ。あんたこそ、なんでここにいんのさ?」
へらり、といつも通り余裕の笑みを浮かべる。
余裕、と言っても、内心は戸惑いしかなかった。
まさかこいつも協力してくれるのか、という希望もあった。
しかし、違った。
「やめるんだ..、美樹さやかは助からない。」
何を言っているんだ、こいつは。
そんな事ない、さやかは助けられるんだ。
助からないなんて、そんなのあたしが許さない。
「冗談はよせよ..。キュゥべぇが言ってた。例外もあるって。」
「どうして、あんな胡散臭いやつの言葉なんて信じたんだ?」
的確だった。
あたしも、今更になってどうしてあいつを信じたのか不思議に思えてくる。
やめろ。
あいつがどう言おうと、あたしはさやかを救えると信じている。
「なぁ、まさか止めに来たんじゃねえだろうな...?」
あたしの後ろにいたまどかが怯えている。
目で合図をし、遠くへ離れるようにと指示する。
僅かにまどかが退くと、槍先を雅へと向けた。
「美樹さやかは救えない..。救われない。これが、運命なんだ..っ。」
今にも泣きそうな顔で叫ぶ。
嘘を吐くな。
そんな泣いたって、あたしは信じたりしない。
どうしてそんな辛そうな顔をするんだ。
さやかを救えるんだぞ?
「ふ、ざ...け、んな...ぁ...!」
怒りが込み上げる。
いつもあたしを助けてくれて、とても頼りになる兄貴だった。
正直言ってあたしは、こいつの事が大好きだった。
でも素直になれなくて、気付けば、他の女に...。
皮肉にもそいつは、暁美ほむらだった。
嗚呼、そうか。
こいつは本物の雅じゃない。
きっとさやかじゃない別の魔女が生み出した幻だ。
そうだ、こいつがこんな事を言うはずがない。
本当だったら、
「杏子、僕も手伝うよ、一緒に助けよう。」
とか言ってくれるはずだ。
ありえない、在り得ない、アリエナイ...。
しんじない、信じない信じない信じない信じない信じない信じない信じ
「ぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!」
気付けばあたしは、接近して槍を振るっていた。
邪魔すんなよ。
さやかは待っているんだ。
そう、あたしたちの事を。
もしも助かったら、友達になってもらうんだ。
待ってろさやか。
今邪魔者をぶっ殺して、助けに行くからな。





目の前にいるそれは、もはや杏子ではなかった。
まるで狂戦士、そんな言い方が似合う。
僕は真実を知っている。
かつて暁美ほむらが話してくれたんだ。
『私は未来からやってきた。』
嘘臭い話だった。
最初は笑った。
しかし、彼女は真剣だった。
『私は何度も同じ時間を体験して、知った。魔女となった魔法少女の魂は、救われる事はない。』
冷たい声色。
まるで胸に突き刺さるかのようだった。
しかし、一つだけ知りたい事もあった。
『暁美さんはどうして、何度も同じ時間を繰り返しているの?』
はっ、と息を飲み、うろたえる。
その顔を、はっきりと覚えている。
まるで隠し事を必死に隠すかのよう。
あと少しでバレてしまいそうな秘密を、知られないようにするかのよう。
語ってくれる事はなかった。
それでも僕は、彼女の支えになりたかった。
例え目的が何であれ、彼女を救うと決めたから。
でも、今の僕にはもう一人救わなければならない。
誰かを救おうとしている少女を、僕は救う。

「やめろ..、やめろぉ!」
必死に叫ぶ。
彼女の槍が空を裂く度に、僕の寿命が削れるようだ。
どうして、僕の言葉が届かない。
いや、届けられないんだ。
僕の言葉があまりにも不器用だから。
そして、杏子がまだ、美樹さやかを救えると信じているからだ。
「ぐ、ぁ...!」
一撃、自分の肩に槍が刺さる。
気付けば、僕は泣いていた。
杏子も泣いていた。
僕はなるべく、杏子を傷つけないように刀を振るう。
でもそんな物は無意味だ。
本気で戦わないと殺される。
「目を...、覚ませ、佐倉杏子ぉぉぉ...っ!!」
僕はその時、杏子を強く切り付けた。
今日は一度、地に倒れた。

あれから何分、何時間経ったのだろうか。
空を見れば、そんなに時間が経っていたいように見える。
いや、そもそも何秒も経っていないのではないのか。
血だらけになった杏子がゆっくりと立ち上がる。
「邪魔すんなよ..。偽者、さやかさやかさやかさやかさやかさやかさやかさやかさやか...。」
糸の切れた人形のようにふらふらと。
壊れたラジオのように、ぶつぶつと。
どうやら、彼女にはまだ戦意があるらしい。
ここまで傷だらけになっても戦う彼女は、英雄かもしれない。
「杏子...。」
僕は刀を地に捨てる。
ゆっくりと両手を広げて、無抵抗の意思を示した。
杏子が救われる道はもはや、これしかないのだろうか。
決死の説得が始まる。
「これが...、こいつが僕の、寿雅の..。」
頭の中で、数々の思い出が蘇る。
初めて出会った事。一緒に戦った事。ご飯を食べた事。
いずれも大切な思い出だ。
それらが今、崩れ去った。
さぁ、僕を殺してみせろ。
それで君が元に戻るならば、僕はこの命を投げ出そう。
「寿雅の...、最後の戦いだ!」
ふと、杏子の槍が僕の胸を貫く。
痛い。
でも、杏子の痛みに比べてみると、全然マシだった。
「――ぐ、...、...っ!」
血反吐を放ち、体の力が一気に抜ける。
それと同時に杏子の槍が抜けた。
正気に戻ったのだろうか。
僕を心配するかのような顔で見つめてくる。
なんだ、まだ泣いているのか。
本当に君は泣き虫なんだな。
だけど、戻ってくれた。
「お帰り..、杏子。」
最後に僕は笑った。
暁美さんにも見せた事のない、満面の笑みを。
いつしか僕は倒れていた。
杏子が駆け寄ってくる。
一緒についてきた鹿目まどかもだ。
嗚呼、僕の戦いは無駄じゃなかったんだ。
「へ、へ...、勝った、ぜ...。」
死が近付いてきた。
そんなのは怖くない。
怖いのは、杏子がまだ救われていなかったら、という結末だ。
美樹さやかの事は、暁美さんがきっと何とかしてくれるだろう。
僕は目を閉じ、安らかに眠った。





 

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 投稿者:teacup.運営  投稿日:2013年 6月19日(水)19時19分18秒 softbank126044138151.bbtec.net
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